(2003)がそれら地殻変動データのインバージョンによりすべ り量分布を推定し,prince william soundとkodiakに2つの大きなすべり域があるとした.さらに遠 地実体波解析からも同じくprince william soundとkodiakの2つの大きなすべり域があるとされた (christensen and beck, 1994).johnson et al.(1996)は地殻変動データに検潮所で記録された津波波形 データを加えてインバージョンを実施し,すべり量分布を推定し,prince william sound側の10m以上 のすべり域は海溝軸近傍のプレート境界まで達していることを示した. 1957年アリューシャン巨大地震(mw 8.6)はその余震分布の広がりから1200㎞にもわたるプレー ト境界が破壊した巨大地震であったとされていた(図1).johnson et al.(1994)は太平洋沿岸で観測 された津波波形のインバージョンを実施し,大きくすべった領域は余震域の西半分で東半分には局 所的に3m程度すべった場所があるだけであるとした.さらに遠地表面波の解析からも大きなモーメ ントの解放域は震源域の西半分である事も明らかにした.最大すべり量は7m程度であった.さらに, 1957年アリューシャン巨大地震の大きなすべり域内では1986年(ms7.7)の巨大地震も発生している. 1938年アリューシャン巨大地震(mw8.2)は1964年アラスカ巨大地震の西隣りで発生した(図1).
この地震によりサンドポインド(米国アラス カ州)で0.24m の津波を観測した。 今回の地震の震央周辺(領域a)では、この地震の後、同日15 時 16分にm6.1の地震、また、7月28日にもmw6.1の地震が発生した。 2000 Lituya bay,alaska07.08, 1958アラスカ州リツヤ湾原因source:地滑りlandslide タイプtype:最大級の大津波mega tsunami 高さrun up:524m着目点key factor:水量displacement アラスカ地震1) 9.2 0.8m 不明 人的被害なし 津波は太平洋沿岸各地に波及した。験潮記録による平常潮位上の津波の高さ は大船渡の75cmが最大であった。三陸沿岸で浅海漁業施設に若干の被害が あった。1996年 インドネシア 1) 8.1 2 (2003)がそれら地殻変動データのインバージョンによりすべ り量分布を推定し,prince william soundとkodiakに2つの大きなすべり域があるとした.さらに遠 地実体波解析からも同じくprince william soundとkodiakの2つの大きなすべり域があるとされた (christensen and beck, 1994).johnson et al.(1996)は地殻変動データに検潮所で記録された津波波形 データを加えてインバージョンを実施し,すべり量分布を推定し,prince william sound側の10m以上 のすべり域は海溝軸近傍のプレート境界まで達していることを示した. 1957年アリューシャン巨大地震(mw 8.6)はその余震分布の広がりから1200㎞にもわたるプレー ト境界が破壊した巨大地震であったとされていた(図1).johnson et al.(1994)は太平洋沿岸で観測 された津波波形のインバージョンを実施し,大きくすべった領域は余震域の西半分で東半分には局 所的に3m程度すべった場所があるだけであるとした.さらに遠地表面波の解析からも大きなモーメ ントの解放域は震源域の西半分である事も明らかにした.最大すべり量は7m程度であった.さらに, 1957年アリューシャン巨大地震の大きなすべり域内では1986年(ms7.7)の巨大地震も発生している. 1938年アリューシャン巨大地震(mw8.2)は1964年アラスカ巨大地震の西隣りで発生した(図1). その中でも最大の地震が1964年アラスカ巨大地震(mw9.2)で最大すべり量は22mに達した(johnson et al., 1996).古くからこの地震による地殻変動は解析されており(例えばplafker, 1969),最近では holdahal and sauber (1994)やsantini et al.
アラスカ地震1) 9.2 0.8m 不明 人的被害なし 津波は太平洋沿岸各地に波及した。験潮記録による平常潮位上の津波の高さ は大船渡の75cmが最大であった。三陸沿岸で浅海漁業施設に若干の被害が あった。1996年 インドネシア 1) 8.1 2 (2003)がそれら地殻変動データのインバージョンによりすべ り量分布を推定し,prince william soundとkodiakに2つの大きなすべり域があるとした.さらに遠 地実体波解析からも同じくprince william soundとkodiakの2つの大きなすべり域があるとされた (christensen and beck, 1994).johnson et al.(1996)は地殻変動データに検潮所で記録された津波波形 データを加えてインバージョンを実施し,すべり量分布を推定し,prince william sound側の10m以上 のすべり域は海溝軸近傍のプレート境界まで達していることを示した. 1957年アリューシャン巨大地震(mw 8.6)はその余震分布の広がりから1200㎞にもわたるプレー ト境界が破壊した巨大地震であったとされていた(図1).johnson et al.(1994)は太平洋沿岸で観測 された津波波形のインバージョンを実施し,大きくすべった領域は余震域の西半分で東半分には局 所的に3m程度すべった場所があるだけであるとした.さらに遠地表面波の解析からも大きなモーメ ントの解放域は震源域の西半分である事も明らかにした.最大すべり量は7m程度であった.さらに, 1957年アリューシャン巨大地震の大きなすべり域内では1986年(ms7.7)の巨大地震も発生している. 1938年アリューシャン巨大地震(mw8.2)は1964年アラスカ巨大地震の西隣りで発生した(図1). その中でも最大の地震が1964年アラスカ巨大地震(mw9.2)で最大すべり量は22mに達した(johnson et al., 1996).古くからこの地震による地殻変動は解析されており(例えばplafker, 1969),最近では holdahal and sauber (1994)やsantini et al. この地震によりサンドポインド(米国アラス カ州)で0.24m の津波を観測した。 今回の地震の震央周辺(領域a)では、この地震の後、同日15 時 16分にm6.1の地震、また、7月28日にもmw6.1の地震が発生した。 2000 Lituya bay,alaska07.08, 1958アラスカ州リツヤ湾原因source:地滑りlandslide タイプtype:最大級の大津波mega tsunami 高さrun up:524m着目点key factor:水量displacement
Jmjoxofe6hpeym from unavailable.jp (2003)がそれら地殻変動データのインバージョンによりすべ り量分布を推定し,prince william soundとkodiakに2つの大きなすべり域があるとした.さらに遠 地実体波解析からも同じくprince william soundとkodiakの2つの大きなすべり域があるとされた (christensen and beck, 1994).johnson et al.(1996)は地殻変動データに検潮所で記録された津波波形 データを加えてインバージョンを実施し,すべり量分布を推定し,prince william sound側の10m以上 のすべり域は海溝軸近傍のプレート境界まで達していることを示した. 1957年アリューシャン巨大地震(mw 8.6)はその余震分布の広がりから1200㎞にもわたるプレー ト境界が破壊した巨大地震であったとされていた(図1).johnson et al.(1994)は太平洋沿岸で観測 された津波波形のインバージョンを実施し,大きくすべった領域は余震域の西半分で東半分には局 所的に3m程度すべった場所があるだけであるとした.さらに遠地表面波の解析からも大きなモーメ ントの解放域は震源域の西半分である事も明らかにした.最大すべり量は7m程度であった.さらに, 1957年アリューシャン巨大地震の大きなすべり域内では1986年(ms7.7)の巨大地震も発生している. 1938年アリューシャン巨大地震(mw8.2)は1964年アラスカ巨大地震の西隣りで発生した(図1). アラスカ地震1) 9.2 0.8m 不明 人的被害なし 津波は太平洋沿岸各地に波及した。験潮記録による平常潮位上の津波の高さ は大船渡の75cmが最大であった。三陸沿岸で浅海漁業施設に若干の被害が あった。1996年 インドネシア 1) 8.1 2 Lituya bay,alaska07.08, 1958アラスカ州リツヤ湾原因source:地滑りlandslide タイプtype:最大級の大津波mega tsunami 高さrun up:524m着目点key factor:水量displacement その中でも最大の地震が1964年アラスカ巨大地震(mw9.2)で最大すべり量は22mに達した(johnson et al., 1996).古くからこの地震による地殻変動は解析されており(例えばplafker, 1969),最近では holdahal and sauber (1994)やsantini et al. この地震によりサンドポインド(米国アラス カ州)で0.24m の津波を観測した。 今回の地震の震央周辺(領域a)では、この地震の後、同日15 時 16分にm6.1の地震、また、7月28日にもmw6.1の地震が発生した。 2000
その中でも最大の地震が1964年アラスカ巨大地震(mw9.2)で最大すべり量は22mに達した(johnson et al., 1996).古くからこの地震による地殻変動は解析されており(例えばplafker, 1969),最近では holdahal and sauber (1994)やsantini et al.
この地震によりサンドポインド(米国アラス カ州)で0.24m の津波を観測した。 今回の地震の震央周辺(領域a)では、この地震の後、同日15 時 16分にm6.1の地震、また、7月28日にもmw6.1の地震が発生した。 2000 アラスカ地震1) 9.2 0.8m 不明 人的被害なし 津波は太平洋沿岸各地に波及した。験潮記録による平常潮位上の津波の高さ は大船渡の75cmが最大であった。三陸沿岸で浅海漁業施設に若干の被害が あった。1996年 インドネシア 1) 8.1 2 その中でも最大の地震が1964年アラスカ巨大地震(mw9.2)で最大すべり量は22mに達した(johnson et al., 1996).古くからこの地震による地殻変動は解析されており(例えばplafker, 1969),最近では holdahal and sauber (1994)やsantini et al. (2003)がそれら地殻変動データのインバージョンによりすべ り量分布を推定し,prince william soundとkodiakに2つの大きなすべり域があるとした.さらに遠 地実体波解析からも同じくprince william soundとkodiakの2つの大きなすべり域があるとされた (christensen and beck, 1994).johnson et al.(1996)は地殻変動データに検潮所で記録された津波波形 データを加えてインバージョンを実施し,すべり量分布を推定し,prince william sound側の10m以上 のすべり域は海溝軸近傍のプレート境界まで達していることを示した. 1957年アリューシャン巨大地震(mw 8.6)はその余震分布の広がりから1200㎞にもわたるプレー ト境界が破壊した巨大地震であったとされていた(図1).johnson et al.(1994)は太平洋沿岸で観測 された津波波形のインバージョンを実施し,大きくすべった領域は余震域の西半分で東半分には局 所的に3m程度すべった場所があるだけであるとした.さらに遠地表面波の解析からも大きなモーメ ントの解放域は震源域の西半分である事も明らかにした.最大すべり量は7m程度であった.さらに, 1957年アリューシャン巨大地震の大きなすべり域内では1986年(ms7.7)の巨大地震も発生している. 1938年アリューシャン巨大地震(mw8.2)は1964年アラスカ巨大地震の西隣りで発生した(図1). Lituya bay,alaska07.08, 1958アラスカ州リツヤ湾原因source:地滑りlandslide タイプtype:最大級の大津波mega tsunami 高さrun up:524m着目点key factor:水量displacement
(2003)がそれら地殻変動データのインバージョンによりすべ り量分布を推定し,prince william soundとkodiakに2つの大きなすべり域があるとした.さらに遠 地実体波解析からも同じくprince william soundとkodiakの2つの大きなすべり域があるとされた (christensen and beck, 1994).johnson et al.(1996)は地殻変動データに検潮所で記録された津波波形 データを加えてインバージョンを実施し,すべり量分布を推定し,prince william sound側の10m以上 のすべり域は海溝軸近傍のプレート境界まで達していることを示した. 1957年アリューシャン巨大地震(mw 8.6)はその余震分布の広がりから1200㎞にもわたるプレー ト境界が破壊した巨大地震であったとされていた(図1).johnson et al.(1994)は太平洋沿岸で観測 された津波波形のインバージョンを実施し,大きくすべった領域は余震域の西半分で東半分には局 所的に3m程度すべった場所があるだけであるとした.さらに遠地表面波の解析からも大きなモーメ ントの解放域は震源域の西半分である事も明らかにした.最大すべり量は7m程度であった.さらに, 1957年アリューシャン巨大地震の大きなすべり域内では1986年(ms7.7)の巨大地震も発生している. 1938年アリューシャン巨大地震(mw8.2)は1964年アラスカ巨大地震の西隣りで発生した(図1). Lituya bay,alaska07.08, 1958アラスカ州リツヤ湾原因source:地滑りlandslide タイプtype:最大級の大津波mega tsunami 高さrun up:524m着目点key factor:水量displacement その中でも最大の地震が1964年アラスカ巨大地震(mw9.2)で最大すべり量は22mに達した(johnson et al., 1996).古くからこの地震による地殻変動は解析されており(例えばplafker, 1969),最近では holdahal and sauber (1994)やsantini et al. この地震によりサンドポインド(米国アラス カ州)で0.24m の津波を観測した。 今回の地震の震央周辺(領域a)では、この地震の後、同日15 時 16分にm6.1の地震、また、7月28日にもmw6.1の地震が発生した。 2000 アラスカ地震1) 9.2 0.8m 不明 人的被害なし 津波は太平洋沿岸各地に波及した。験潮記録による平常潮位上の津波の高さ は大船渡の75cmが最大であった。三陸沿岸で浅海漁業施設に若干の被害が あった。1996年 インドネシア 1) 8.1 2
その中でも最大の地震が1964年アラスカ巨大地震(mw9.2)で最大すべり量は22mに達した(johnson et al., 1996).古くからこの地震による地殻変動は解析されており(例えばplafker, 1969),最近では holdahal and sauber (1994)やsantini et al.
(2003)がそれら地殻変動データのインバージョンによりすべ り量分布を推定し,prince william soundとkodiakに2つの大きなすべり域があるとした.さらに遠 地実体波解析からも同じくprince william soundとkodiakの2つの大きなすべり域があるとされた (christensen and beck, 1994).johnson et al.(1996)は地殻変動データに検潮所で記録された津波波形 データを加えてインバージョンを実施し,すべり量分布を推定し,prince william sound側の10m以上 のすべり域は海溝軸近傍のプレート境界まで達していることを示した. 1957年アリューシャン巨大地震(mw 8.6)はその余震分布の広がりから1200㎞にもわたるプレー ト境界が破壊した巨大地震であったとされていた(図1).johnson et al.(1994)は太平洋沿岸で観測 された津波波形のインバージョンを実施し,大きくすべった領域は余震域の西半分で東半分には局 所的に3m程度すべった場所があるだけであるとした.さらに遠地表面波の解析からも大きなモーメ ントの解放域は震源域の西半分である事も明らかにした.最大すべり量は7m程度であった.さらに, 1957年アリューシャン巨大地震の大きなすべり域内では1986年(ms7.7)の巨大地震も発生している. 1938年アリューシャン巨大地震(mw8.2)は1964年アラスカ巨大地震の西隣りで発生した(図1). この地震によりサンドポインド(米国アラス カ州)で0.24m の津波を観測した。 今回の地震の震央周辺(領域a)では、この地震の後、同日15 時 16分にm6.1の地震、また、7月28日にもmw6.1の地震が発生した。 2000 その中でも最大の地震が1964年アラスカ巨大地震(mw9.2)で最大すべり量は22mに達した(johnson et al., 1996).古くからこの地震による地殻変動は解析されており(例えばplafker, 1969),最近では holdahal and sauber (1994)やsantini et al. アラスカ地震1) 9.2 0.8m 不明 人的被害なし 津波は太平洋沿岸各地に波及した。験潮記録による平常潮位上の津波の高さ は大船渡の75cmが最大であった。三陸沿岸で浅海漁業施設に若干の被害が あった。1996年 インドネシア 1) 8.1 2 Lituya bay,alaska07.08, 1958アラスカ州リツヤ湾原因source:地滑りlandslide タイプtype:最大級の大津波mega tsunami 高さrun up:524m着目点key factor:水量displacement
アラスカ地震1) 92 08m 不明 人的被害なし 津波は太平洋沿岸各地に波及した。験潮記録による平常潮位上の津波の高さ は大船渡の75cmが最大であった。三陸沿岸で浅海漁業施設に若干の被害が あった。1996年 インドネシア 1) 81 2 アラスカ地震. (2003)がそれら地殻変動データのインバージョンによりすべ り量分布を推定し,prince william soundとkodiakに2つの大きなすべり域があるとした.さらに遠 地実体波解析からも同じくprince william soundとkodiakの2つの大きなすべり域があるとされた (christensen and beck, 1994).johnson et al.(1996)は地殻変動データに検潮所で記録された津波波形 データを加えてインバージョンを実施し,すべり量分布を推定し,prince william sound側の10m以上 のすべり域は海溝軸近傍のプレート境界まで達していることを示した. 1957年アリューシャン巨大地震(mw 8.6)はその余震分布の広がりから1200㎞にもわたるプレー ト境界が破壊した巨大地震であったとされていた(図1).johnson et al.(1994)は太平洋沿岸で観測 された津波波形のインバージョンを実施し,大きくすべった領域は余震域の西半分で東半分には局 所的に3m程度すべった場所があるだけであるとした.さらに遠地表面波の解析からも大きなモーメ ントの解放域は震源域の西半分である事も明らかにした.最大すべり量は7m程度であった.さらに, 1957年アリューシャン巨大地震の大きなすべり域内では1986年(ms7.7)の巨大地震も発生している. 1938年アリューシャン巨大地震(mw8.2)は1964年アラスカ巨大地震の西隣りで発生した(図1).